FOREVER SMILE 物語の主人公・水無瀬淡雪(みなせあわゆき)はなんでもない日々を幸せに過ごしていた。 決して目立つタイプの人物ではないが、それでも、すぐそばには彼を認める幼馴染と親友の姿がある。 彼にとって、それに勝る幸せなど、どこにもなかった。 幼馴染の希日向(ねがうひなた)が笑うたび、淡雪は静かに目を細める。 親友の志筑安曇(しづきあつも)が馬鹿をやるたび、淡雪は優しく諭す。 そんな毎日がそこにあればいい……。 それは、淡雪がずっと願ってきたこと。 けれど、穏やかな田舎町で、物語は幕を開ける。 淡雪が封印していた過去の扉を開いて……。 その扉を開こうとしたのは、十二神雨都(とにかみうと)という、物静かな少女だった。 |
登場人物 − ギャラリー 第1章 − 雨に散る桜 第2章 − 陽だまりをくれる人 第3章 − 陽だまりシンドローム 第4章 − 聞こえてくるのは、過去の呼び声(前編) 第5章 − 聞こえてくるのは、過去の呼び声(後編) 第6章 − 人ではない、別の何か…… 第7章 − そっと、想いを呟くのは誰? 第8章 − あなたの死を見届けたのは僕と、風だけ 第9章 − 君がいる。ただ、それだけで…… 第10章 − 雲を貫く光あれ 第11章 − 紫陽花のようにうつろって、それでも…… 第12章 − ひとりぼっちの雨粒、ひとつ…… 第13章 − 巡り巡るものが本当に在るのなら 第14章 − 素直なのか、素直じゃないのか…… 第15章 − そっと触れて、そっと繋がる 第16章 − 生意気中坊、初登場! 第17章 − 海の戯れ 第18章 − 夢の中の淡雪 第19章 − 美味い料理と不味い話 第20章 − 美味い料理と下手な言い訳 第21章 − あなたであって、あなたでない? 第22章 − 雨・雷・血しぶき・蝉時雨 第23章 − あなたの笑顔が見たいのに…… 第24章 − あなたの弱音、私の本音 第25章 − 信じて、諦めて、立ち直って 第26章 − 出会いと別れのシンメトリー(前編) 第27章 − 出会いと別れのシンメトリー(後編) 第28章 − 伝えて悲しむ想いはないはず 第29章 − 重なる想い、時よ止まれと言いたくなる 第30章 − 団欒・ランラン・仲良しこよし 第31章 − バランスに逆らう体 第32章 − 割れた心と消えた背中 第33章 − それを、恋の魔法だと言うのなら 第34章 − 失くさない。それが約束だから 第35章 − 信じたいけど、答えがない。信じたくないけど、証がない 第36章 − 作りすぎたご飯の虚しさ 第37章 − イマハ、ムリ……ワカッテル……シンジテルカラ 第38章 − 日向特製カレー(味付けは雨都) 第39章 − 闇に包まれた心 第40章 − 想いの連鎖 第41章 − 穢された心 第42章 − 最終局面へ? 第43章 − 空白の一ヶ月 第44章 − それは意味のない闘い 第45章 − まだ、それっぽっちしか生きてない 第46章 − 言伝 第47章 − 全てを繋ぐ絆 第48章 − 調和と幸せ……何気ない、日々 第49章 − 大好きな人へ (完結) 番外編(第48章別章) − 一枚の紙に託された想い |
背景素材 − on and on − Canary − Abundant Shine − マリー・テレーズ − Moca ※感想、いただけると嬉しいです! WEB拍手 感想用メールフォーム : 総合TOPへ戻る |